赤木かん子【公式】のおすすめ本リスト

朝学のかたにおすすめの1冊
「グーテンベルクのふしぎな機械」

グーテンベルクの名前を知らない人はいないでしょう。
世界で始めて印刷機械を作った人です。
でもその模型はおろか、それがどういう仕組みだったかご存じの方はそういないだろうと思います。
レプリカは日本にも何台かあって、その一つは鳥取の今井書店の本店に飾ってありましたが。
これは、絵本の形をしていますが、というより逆に絵本のシステムを縦横無尽に使って、グーテンベルクがどうやって印刷をしたのかを解説してくれる1冊です。
本や図書館に興味のある人にとっては魅力的な1冊だと思います。

2024/04/16 更新

2024/04/15 更新

絵本『ホグワーツのクリスマス』世界同時出版!
株式会社 静山社 HPより
https://www.sayzansha.com/news/n56432.html

まだ発売されてないけど
(^∀^)
出たら買うよね

2024/04/09 更新

読みやすい。個人と業績のセットの説明がついてます。知らないこと、たくさん……
(^^;)

2024/03/08 更新

ひとめでわかる
教室で使うみんなのことば第2期(英語・韓国朝鮮語・スペイン語・ベトナム語)

1冊というか、シリーズなんですが、
英語、韓国朝鮮語、スペイン語、ベトナム語
が入っています。

これ、いいよ。

【おまけ】ポルトガル語、のもあるらしいよ(第1期(英語・中国語・ポルトガル語・フィリピノ語))
2024/03/07 更新

5歳でイランから日本に越してきた女性のエッセーです。

2024/03/05 更新

小型で薄い本ですが、中身はハイレベルです。
戦争ものです。

2024/03/04 更新

“赤毛のアン”の名前を知らない人はいないと思います。
男の人でも。
でも、一冊目は読んでる人でも、アンのシリーズの後半まで読んでいる人はそういないと思います。
(私が一番好きなのは最終巻で、アンが出てこない「アンの友だち」なんだけど、読んだ、という人に会ったことがない。大好きな短編がいくつもあるのに)
もしくは大昔読んだことある人も、いま読み返すと、おそらく、ええ?こんな話だったっけ?と愕然とするのではないかと思うのです。

なぜかというと、これは銃後の話だからです。
この話のヒロイン、アンの娘リラは、このとき10代の美人……。
この年頃はたいていそうですが、熱血で元気で、あまりまだよくものがわかっていない。
大陸で戦争が始まり、中立国のカナダは参戦するかどうかためらっているところからお話は始まります。
でね、若くてきれいな女の子に、義を見てせざるは、な〜んて演説されちゃったら、その気になる男の子は出てきちゃうわけですよ。
で、友だちに、人の彼氏に何言ってくれてんのよ!?
とブチ切れられたりする。
もちろん戦争に行ったら無事に帰ってこられる保証なんかないわけですから、それがわかってる女たちは、当然息子や恋人に行ってほしくないわけですよね。

そうして、いままで凄く仲良くしてて、ちゃんとした人だとわかってたドイツ人のおじさんが、いきなり村八分になったりもする。
アンの家の女中さんも、普通の人だったのに、ドイツ野郎なんて信用できませんよ、みたいなことを、したり顔で鼻高々といいだしたりしてしまう。
モンゴメリーはもともと田舎の人たちの口さがなさや詮索好きな嫌らしさを持った、生身の人々、を書いてきた作家です。
ですから本当に単なる家庭小説の一環として、戦争の世界を女たちの視点から、ありのままに平凡に綴っていく……。

そういうのって、子どものときに読んだときにはわからなかった。
筋は追えても。
でもこの本を読んだときになんかよくわからないけど、もやもやする、違和感を感じる、これはなんだろう、と思ったんです。

それがようやく、今回もう一度読んでみてわかった気がした。

モンゴメリは、反戦思想じゃないんです。
もちろん、この時代、反戦思想は、まだほとんど存在していなかった。
今でもアメリカやイギリスでは主流の思想ではありません。

リラが一番愛している穏やかな兄のウォルターだけが、戦うこと自体を嫌がります。
人の体を銃剣で刺すなんて、考えただけでも耐えられない、といって。
でもそのウォルターですら、出かけていかざるを得なくなる。

そのすべてをモンゴメリーは反戦思想ではなく、ありのままに描くのです。

日本の戦後の児童文学は、そのほとんどが反戦思想の立場から描かれています。
第二次世界大戦後は、アメリカやイギリスでも反戦思想を底にして描かれる本が増えました。

ある意味、反戦思想ではない、物語、というのを子どもの私は初めて読んだのです。

そしてそれは衝撃でした。

モンゴメリはカナダやアメリカではそう評価されてない作家です。
カナダに行ったときに、B級作家扱いをされていてとても驚いたものですが、彼女は日本でだけ!
有名なのです。

それはこの思想性の浅さ、にあるのかもしれません。

モンゴメリは、人は生まれは関係ない、といいながら、あの人はパイ家の者だからね、と、つい書いてしまいます(実際に人々はそう振る舞うのだろうし)。
女性が自立するのはいいことだ、といいながら、結婚していない女は一人前ではない、という“感情”から抜け出せませんでした。
仕事をして功成り遂げたとしても……。

同じ頃のジーン・ポーターの「リンバロストの乙女」などと比べると、同...

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2024/02/15 更新

わたしたちの権利の物語 (全6巻)
 その6・人間の権利

この本の紹介は「 わたしたちの権利の物語  難民と祖国 」をご覧下さい。

2024/02/05 更新

わたしたちの権利の物語 (全6巻)
 その5・奴隷制

この本の紹介は「 わたしたちの権利の物語  難民と祖国 」をご覧下さい。

2024/02/05 更新

わたしたちの権利の物語 (全6巻)
 その4・女性の権利と参政権

この本の紹介は「 わたしたちの権利の物語  難民と祖国 」をご覧下さい。

2024/02/05 更新

わたしたちの権利の物語 (全6巻)
 その3・LGBTQ+の権利

この本の紹介は「 わたしたちの権利の物語  難民と祖国 」をご覧下さい。

2024/02/05 更新

わたしたちの権利の物語 (全6巻)
 その2・人種の平等

この本の紹介は「 わたしたちの権利の物語  難民と祖国 」をご覧下さい。

2024/02/05 更新

わたしたちの権利の物語 (全6巻)
 その1・難民と祖国

わかりやすくよみやすいです

2024/02/05 更新

DKが作った海の図鑑です。
面白くないわけがないでしょう。
学校、公共、買い!
です。
変温動物図鑑、に入れてください。

2024/02/01 更新

※こちらは以前今日の一冊でもご紹介済みですが、再度ご紹介しました。 

以前のご紹介ーーーーーーー

2022/01/11 更新

とてもよくできた、セルフケアのハウツウ本のシリーズです。
公共図書館と学校は、買い、でしょう。


2024/01/31 更新

日・中・韓 平和絵本 シリーズ
 その10・春姫という名前の赤ちゃん

※この本の紹介は「父さんたちが生きた日々」をご覧下さい。

2024/01/30 更新

日・中・韓 平和絵本 シリーズ
 その9・とうきび

※この本の紹介は「父さんたちが生きた日々」をご覧下さい。

2024/01/30 更新

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