ブク友ヒボさんのレビュー「駈込み訴え」(立東社・乙女の本棚)から興味を持ちました。
新約聖書のユダの裏切りを題材にした作品ですと!?太宰治が?と、早速青空文庫で読んでみました。
太宰治が描くユダの心の叫びに引き込まれた。
難しいけれど、ロックミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」(JCS)の観劇経験があるので、まだスムーズに読めた気がする。
このミュージカルは、ジーザス(イエス)最後の7日間を、ユダの目から語るというもの。
ユダのこんな忠告の歌から始まる。↓
♫ 私は今、分かるのだ 明日のことがすべて
神の子と誰も彼を呼ばなくなれば どうなる
ジーザス! あなたまでが自分の事を 神の子だと信じるとは……
↑劇団四季版日本語歌詞“彼らの心は天国に”より
(定期的に公演しているので興味がありましたら是非!ただ初見で私は理解できず。1973年の映画もある。楽曲も良い。)
本書は太宰版JCSといった感じか?
イエスを愛するがゆえの憎しみ、嫉妬、失望、苦悩、諦め、殺意、そして裏切り。
太宰版のユダがなかなか人間臭くて良い。
そしてキレイに終わらない。どんでん返しっぽくて軽くショックを受けた。
「あいつは売られる。ざまあみろ!はじめから愛していない。世の中は金だけだ。私はケチな商人ユダです」と。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本文学:作者た行
- 感想投稿日 : 2023年10月17日
- 読了日 : 2023年10月17日
- 本棚登録日 : 2023年10月17日
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