コフィン・ダンサー 上 (文春文庫 テ 11-5)

  • 文藝春秋 (2004年10月8日発売)
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感想 : 115
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久々(約7ヶ月ぶり)にリンカーン・ライム&アメリア・サックスと再会。

そうです、リンカーン・ライムシリーズ第2作です。

シリーズ第1作となる「ボーン・コレクター」をNORAxxさんにオススメ頂き、猟奇と狂気を併せ持つ知能犯とのスピード感満載の対決に興奮しながら読み終え、シリーズ続編を続々と購入し得意の積読と化していましたが、上巻を読み終え、積読にしていたのを後悔させられる程にやはり面白い。

今作でライムとサックスが(上巻ではまだそこまでの直接の絡みはありませんが)対峙するのはコフィン・ダンサー(棺の前で踊る男)と呼ばれる殺し屋。

なにやら警察官時代のライムと因縁めいたものも...

そして始まった知能戦。

45時間の戦いに勝つのはライムとサックスなんでしょうが、上巻では残り24時間までが描かれています。

前作程のグロさはありませんが、変わらずの疾走感と痺れるような知能戦は私を寝不足へと誘う悪魔の囁き。

下巻も楽しみに読み進めます。

説明
内容紹介
四肢麻痺の元NY市警科学捜査部長と女性警官が「棺と踊る者」と呼ばれる凄腕の殺し屋を追う。智力をつくして見出した意外な正体
内容(「BOOK」データベースより)
FBIの重要証人が殺された。四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムは、「棺の前で踊る男(コフィン・ダンサー)」と呼ばれる殺し屋の逮捕に協力を要請される。巧みな陽動作戦で警察を翻弄するこの男に、ライムは部下を殺された苦い経験がある。今度こそ…ダンサーとライムの知力をつくした闘いが始まる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ディーヴァー,ジェフリー
1950年シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻、雑誌記者となる。大手の法律事務所で弁護士として働いた後、40歳にしてフルタイムの小説家となる

池田/真紀子
1966年東京生まれ。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月10日
読了日 : 2022年11月10日
本棚登録日 : 2022年4月8日

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