作家たちは、何を求めて、何を見つけて、
旅に何を感じたのだろう・・・。
そんな興味を抱いて、手にした一冊。
人に会うため、何かを経験するため、
確かめるため、発見するため・・・
それぞれの作家らしい旅の目的が
「ここではない、どこかへ」行くことの
愉しみをおしえてくれる。
表紙にある寺山修司の詩より
「漂白とは、たどりつかぬことである。
たとえ、それがどこであろうとも、
われわれに夢があるあいだは、
‘たどりつく’ことなどはないだろう」
たどりつかないから、次の旅の夢をみる・・・。
旅は、何かを創造することに似ているのかもしれない。
そんな旅へのあこがれを、より一層強くした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ムック
- 感想投稿日 : 2013年2月14日
- 読了日 : 2013年2月14日
- 本棚登録日 : 2013年2月14日
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