怪盗紳士リュパン (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (1965年6月25日発売)
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本棚登録 : 280
感想 : 31
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古風な品がある地の文と、若々しくエレガントなリュパンの描写がとにかく格好いい。

リュパンと言われるだけで、このフランスの怪盗が
いかに優雅か知れようものだ。

南洋一郎さんのポプラ社版も、児童向けと思えない名訳だけれど、この創元推理版も、現代なら推そう。

ただね。ガニマールがおじいさんおじいさんしてるのだけが惜しい。もっと壮年のイメージがあったから。

んーぅ。
鮮やかな冒険に瀟洒な怪盗の活躍。
理屈は良いから読み給え、ってところかしら。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 冒険小説・スパイ小説
感想投稿日 : 2018年7月29日
読了日 : 2018年7月29日
本棚登録日 : 2018年6月16日

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