脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克 (文春新書 1059)

  • 文藝春秋 (2016年1月20日発売)
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感想 : 20
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中野信子さんの書籍はまだ数冊ほどしか読んでいませんが、脳科学や人間行動学などの観点からはかなりためになります。
しかし、本書に関しては、序章と第1章を読んでいる間に興味が失せて、それ以上読み進めることができなくなってしまいました。
その理由は、本書で対談している三人が、近代的価値観をひっくり返したいとか、集団的バイアスの危険性について言及していますが、そのコメントの方がかなりバイアスがかかっている感じがしたからです。
日々、如何にして自分の固定観念を打ち砕くことができるのか思考錯誤している私には、三人の固定した考え方がどうにも受け入れなさそうです。自分の考え方をフラットにしてくれそうな別の書籍を選ぶことにしました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年1月1日
読了日 : 2022年1月1日
本棚登録日 : 2022年1月1日

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