島田潤一郎「古くて新しい仕事」を読んだら、なにか庄野潤三を一冊読んでみたくなり。短編集の中から、結婚生活も人生も光り輝く素晴らしい世界では決してないと思い始めてきた妻が語る「愛撫」。妻を亡くした夫が子供たちと何気ない日常に自分の父や妻の思い出にかられながら対話を重ねていく「静物」。このふたつだけ読了。何気なく見える会話の積み重ねの先にぼんやりと見えるものを味わい。
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- 感想投稿日 : 2023年3月13日
- 読了日 : 2023年3月12日
- 本棚登録日 : 2023年3月13日
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