愛撫・静物 庄野潤三初期作品集 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社 (2007年7月11日発売)
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感想 : 6

島田潤一郎「古くて新しい仕事」を読んだら、なにか庄野潤三を一冊読んでみたくなり。短編集の中から、結婚生活も人生も光り輝く素晴らしい世界では決してないと思い始めてきた妻が語る「愛撫」。妻を亡くした夫が子供たちと何気ない日常に自分の父や妻の思い出にかられながら対話を重ねていく「静物」。このふたつだけ読了。何気なく見える会話の積み重ねの先にぼんやりと見えるものを味わい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年3月13日
読了日 : 2023年3月12日
本棚登録日 : 2023年3月13日

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