オスマン帝国の解体 文化世界と国民国家 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社 (2018年3月11日発売)
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感想 : 7

小笠原弘幸「オスマン帝国」に触発されて。大づかみに言うと、宗教を軸に統治しようとしたオスマン帝国が、支配下の「民族」の「国民国家」による統合の熱望に、対抗し得なかった、ということに。また、多様性を認める社会の困難さのモデルとして、崩壊過程のオスマン帝国がケーススタディーとしてあげられる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2019年1月6日
読了日 : 2019年1月5日
本棚登録日 : 2018年3月16日

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