小笠原弘幸「オスマン帝国」に触発されて。大づかみに言うと、宗教を軸に統治しようとしたオスマン帝国が、支配下の「民族」の「国民国家」による統合の熱望に、対抗し得なかった、ということに。また、多様性を認める社会の困難さのモデルとして、崩壊過程のオスマン帝国がケーススタディーとしてあげられる。
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本・雑誌
- 感想投稿日 : 2019年1月6日
- 読了日 : 2019年1月5日
- 本棚登録日 : 2018年3月16日
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