ミステリーランド。ネットで注文してようやく手に入れました。結局地元の本屋では一切見かけることなく。太田忠司と高田崇史のはあったのに。
内容は、うん、ビックリ。子ども用?
いや、子どもにも分かる内容だとは思うが、性欲とかさ、ホモネタとかさ、あってもいいの?(別にいいのかもしれないけど。)
あとがきによると、竹本氏は今でも子どもなので、いつもと同じように書いたらしい。(いつもって、高柳が知ってるのは「匣の中の失楽」とか「ウロボロスの基礎論」とかなんだけど。)
ミッション系の学校で起こる陰鬱な事件。雷で打たれる神父に、夢の中に出てくる赤い馬。雰囲気は面白いし、恐怖感もある。
ただ、ちょっと気になる部分もある。以下反転。
鏡を使った殺人ってのはまあいいさ。ただ、この終わり方だとタマキ(主人公)がなんだか計画を立てたように読めるぞ? それでいいのか?
確かにタマキはそのときのアリバイはないし、ツバサ(事件のきっかけになる少年)に執着していたけど。
そうすると、地下室の灯りの話をわざわざ友達に言う必要はなかったんじゃないのか?
でもタマキが一切関係ないとすると、ラストで泣いてる理由が分からないんだよな。
04.02.12
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ・ホラー
- 感想投稿日 : 2013年1月1日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年6月14日
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