亡霊たちの真昼 (創元推理文庫 118-23)

  • 東京創元社 (1983年1月28日発売)
2.89
  • (0)
  • (1)
  • (7)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 30
感想 : 6
3

1912年のニューオリンズが舞台。暴走する車に乗って目の前を走り去った旧友が、次の瞬間拳銃で頭を撃ち抜いて死んでいた。追いついてみると周囲には拳銃が見当たらない。彼は自殺だったのか他殺だったのか。
美女と出会った瞬間、電撃的に恋に落ちちゃう青年記者(主人公)とか、自分をつけまわす謎の人影、そして事件。なんだかとってもサスペンス映画みたいな展開。
刑事さんが思いのほか主人公に好意的で、好意的すぎて何か裏があるのかと勘ぐったがそんなことはなかった。
コミカル面はちょっと影を潜めてますが、ロマンス成分は多めの時代物サスペンス風味推理小説って感じでした。

ニューオリンズ三部作の二作目。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外ミステリ
感想投稿日 : 2012年3月14日
読了日 : 2012年3月14日
本棚登録日 : 2011年11月7日

みんなの感想をみる

ツイートする