表紙絵がものすごい好みだったので買いました。

地雷をかこみながら世界平和をうたっているようなシュールさがにじみでてきています。久しぶりに読み応えのある漫画に出会えました。
平和な日常にじわじわとぶっこまれてくる寂しさと異常さがたまりません。
それですんなり変に感じることなく消化できるのが不思議。

個人的にエミリーが大好きです。ほっぺたひきちぎりたい。

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アニメファンだと少し物足りなく感じるかもしれません。
アニメとは別物として見たほうがよいかもしれません。

ただ影にあえて赤を使う、空中庭園に咲き誇る薔薇たち・・・など背景美術はアニメより追及されていてとても美しいです。
意味深なモチーフたちもとてもきれいです。額縁を使った演出や薔薇が降り積もってゆくシーンには思わず興奮してしまいました。
樹里さんとの決闘シーンは何度も見返してしまいます。
見て損はないです。

余談ですがアドゥレセンスの意味は思春期です。

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子供のころはまっていたのを思い出して見直してみました。
子供のころの記憶というものは美化されているものだけれど、記憶に負けず劣らず素敵でした。
ただ、大人になった今見返すとストーリーが物足りないかな?なので★で


魔法に憧れている少し生意気な女の子アルスが、魔法界へ旅するお話。

クールな優等生シーラとドジだけれど心優しいエバ、そしてアルス。よく絵本などにでてくるような典型的な三人組ですが、絵本のような生易しい関係とは違い、それぞれの葛藤に深くつっこんでいるのがまたいいかんじです。
デザインもいいかんじです。これを天才ビットくんでやっていたとは驚き。
幸せな魔法少女は飽きた、という方にオススメ

個人的にエバとアテリアが好きかな、ところでこの作品はお話やデザインだけでなく音楽も素敵なので、サントラをおすすめしておきます。
OPはじまりあたりの曲名は「アテリア」です。見終わった後に聞き返すとまた感慨深いです。

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タイトルと表紙絵、作者にひかれて買いました。
タイトルの少女地獄、なんて素敵な言葉だろう。ですが、中身を読んでみるとあれ?少女地獄はどこにあるの?というかんじでした。
少女より女性を強くかんじました。
ただ文面と表紙絵はきれいだったので★三つ
少女だと唯一思ったのは火星の女かな。
タイトル買いはやめたほうがいいなと思いました。

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毎回思うんですがシャフトさんの背景美術って素敵ですね。

キャラ性だけでなく、背景、細やかな設定、モチーフ、シナリオ、そしてイヌカレーさんが作り出す世界。すべて素敵です。
また萌えアニメですか・・・と思っている人は見て認識をかえたほうがよいと思います。
鬱ということが話題にあがっていましたが、それだけでは語れない作品だと思います。考察好きにはうってつけの作品かも。考察サイトさまも見ていてわくわくします。
映画が楽しみですね

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この監督の作品は全部素敵!
その中でもパプリカは上位にはいります。

ストーリーもさることながらたくさんの少女人形、廃墟化した遊園地、蝶の標本・・・!モチーフがすべて素敵です。パプリカがとにかくかわいいです。
言葉のふしぶしも素敵です。
素敵な世界観、見終わった後にすっきりした満足感を得たい人にいいかも。
ストーリーもいいです。夢の中に入り込むというありきたりの題材ながら、それを感じさせないカラフルな世界。

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サーカスものを探していて、見つけました。最初は、最近よくあるようなものなのかな・・・なんて思っていましたが見ていくうちに引き込まれていきました。
背景がとにかくきれいです。主人公の住むマンションがとてもかわいい!
ただ、ストーリーはもう少しひねってほしかったと思いました。
不思議な世界に入り浸りたい、映像がきれいな映画を探している、サーカスモチーフの映画を見たい人にぴったりかも。

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表紙やタイトルがありきたりなかわいさだなと思っていたのですが新釈というところにひかれて手に取りました。
ぬらっとした気持ち悪さと綺麗な世界観そして妙に現実味を帯びたストーリー。
個人的には「カドミウム・レッド(白雪姫)」と「凍りついた眼(マッチ売りの少女)」がお気に入り。
ハッピーエンドともバットエンドともつかない突き放した終わりがいいと思いました。
ハッピーエンドで終わるかわいい童話なんて興味ないよという人にすすめたい本です。ただ一般受けはしないかも

最近の有名映画っておもしろいものないわね。なんていう認識がくつがえされました。
夢というモチーフを素敵に使っています。
思い出の中の子供達の後ろ姿が素敵。
最後は「え?結局どうなったの!?」と突き放されます。そこが私的にはよかったです。
見終わった後に「あぁ・・・」とぼんやりした満足感を得たい人におすすめ。
ただ、時間をかけて何度も見たほうが良さが味わえると思います。最低三回は見たほうがよいと思います。一回目はためし見。二回目はストーリをかみしめながら。三回目は映像美術を楽しみながら

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