大学の社会学が十時間で学べるシリーズで進められていた本。
社会学を俯瞰し、理論社会学、都市、文化、家族社会学などの特色と、調査法についての入門ができる。
わかりやすいとのことだったが、章によって読みやすさは異なる。理論社会学の2章は、同じ著者の社会学史を読んでないとついていけなかったかもしれない。が、コンパクトにさまざまな視点が得られる良書。
今回の収穫は、文化社会学での祝祭という考え方と、家族社会学でのものの見方[何かを普遍と考える時に、自己のバイアスに注意しなくてはならぬこと]と、理論、サーベイ、フィールドワークの関係を学べたこと。
サーベイをとっかかりにしていけば、いろんなことに敷衍できそうで、ますます、データアナリストとしての知見を身につけて行きたいとおもう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
民俗 人類 社会学
- 感想投稿日 : 2023年12月30日
- 読了日 : 2023年12月30日
- 本棚登録日 : 2023年11月26日
みんなの感想をみる