SFジュブナイルの決定版。宇宙に憧れる少年が手に入れた宇宙服と謎の宇宙人に巻き込まれ未知の存在と宇宙の広大さを知り、人類の危機と対峙する。話の展開やプロットの一つ一つが冒険心や興味をかき立てる。昔少年向けの作品を読んだのだが今読んでも決して色褪せない。当時は見過ごしていたが藤子不二雄、石ノ森章太郎、松本零士等の漫画に、この小説に触発された、あるいはオマージュされた作品が見受けられる。もし自分が当時この作品をもっと読み込み宇宙への興味を持ち続けられていたら…とあらためて思わされる。
現在でも読み続けられ、また読まれていってほしい普及の名作である。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2022年7月28日
- 読了日 : 2022年7月28日
- 本棚登録日 : 2022年4月14日
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