秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

著者 :
  • 東京創元社 (2009年3月5日発売)
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本棚登録 : 6357
感想 : 584
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小市民シリーズ終了。
他人に知られないように才能を隠していた二人が、最後に覚醒したかのように力を発揮する。別々な人と付き合っていたのが、ともに隠した才能により別れることになり、又、元の鞘に戻る2人。
内容も復讐の仕方もダーク過ぎて、個人的にはあまりハマらなかった。放火犯を追いかける瓜野君の独り善がりの言動、陰から見え隠れする小山内さんの言動、長期に亘る放火犯の不可思議な犯行。これが高校生向けになるかというと、どうだろう。
親友と思った小鳩君の友人からも厳しい一言。基本的な言動がダークなので、小市民を目指したというところが最大の問題なような気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説
感想投稿日 : 2023年10月19日
読了日 : 2023年10月19日
本棚登録日 : 2023年10月19日

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