私が就活していた頃はmixi全盛期で、今ほどTwitterやFacebookは一般的でなかったように思う。関関同立、バブル期には企業の方が学生に媚びていたようだが、早稲田や慶應ほどブランド力がある訳ではなく、大規模サークルなどにも属していない身分ではOG訪問も気安くはなく、それなりに苦労した。

何かに打ち込んできたと胸を張って言えるような経験もなく、両親の庇護のもと、ゆるゆると育ってきたことばかりが痛感され、正解の見えない就活に日々気持ちが磨耗していった。

何度か転職活動も経験しているが、あの頃の就活ほど辛くはなかった。思うに就活の辛さは、同じ地点で肩を並べていた友人たちから取り残される焦りと、社会に受け入れられないかもしれないという不安が多くを占める。ひとつ内定をもらって初めて冷静になれた記憶もある。

人間の自己顕示欲は様々で、実際以上にリア充ぶってしまう人もいれば、かまってちゃんやだめっこアピールや「他人とは違う」自分に酔う人もいる訳で。Twitterには如実にそれが現れてしまうのかな。

理香や隆良、拓人をイタいと感じながら、自分の中にも彼らと似た部分があるイタさ。

ところで医学生には所謂「就活」にあたる、マッチングという制度があるのだが、2~10(10はかなり多いレベル)の病院から研修先が決定する。大学3年から50社以上、就職氷河期であれば100社以上もエントリーし、内定を得るまで模索する一般学生に比べたらなんとも効率的。

2014年9月5日

朝井氏が馬面でドMでお腹が弱いことはよく分かった。早稲田のダンスサークル所属、大学在学中に新人賞受賞とか、やっぱりリア充なのは間違いないんだけど中二病で色々やらかしているところに親近感。視力悪い方がかっこいい的思い込み…ありました、ありました。

スイートボイスな眼科医の先生の虜になり、ピンク映画を仲間と鑑賞し、100kmハイクで懲りたはずがドM全開で東京から京都まで自転車で行っちゃうあたり、青春過ぎて眩しい。

2014年9月5日

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