大河ドラマや水戸黄門などテレビの印象で歴史ものって何だか古臭いというイメージをもってしまうのはもったいないなといつも感じます。
司馬遼太郎的なものはそんな感じもありますが、最近の葉室麟や阿部龍太郎、山本兼一の歴史ものは作者なりの考察が新しくて面白いと思います。
単に古い時代の物語というだけでなく、虫や花や香りなどが織り込まれてのクライマックスのさっぱり感は葉室麟独特のものなのでしょうが、本書も期待以上でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
葉室麟
- 感想投稿日 : 2013年3月11日
- 読了日 : 2012年4月11日
- 本棚登録日 : 2012年3月27日
みんなの感想をみる