カラー版 ベトナム 戦争と平和 (岩波新書 新赤版 (962))

著者 :
  • 岩波書店 (2005年7月20日発売)
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本棚登録 : 126
感想 : 22
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ベトナムに行く前に読み始めたのに、マレーシアから帰ってきてからようやく読み終わった。

ホーチミンの戦争博物館でこの人の写真を昨年みて、興味をもったのだった。文学者ではないので、文章は記録風で、心揺さぶられるようなものではないし、緻密でもないが。
かえってそれが、米国の不条理さをシンプルに伝える(北ベトナムの2度目の攻撃はなかったのに、とか、民衆でも探して殺す「サーチ&デストロイ」作成とか、、、もちろん、枯葉剤のことも)。
やや時系列の入り乱れた記述は気にもなるが。

ただ、写真の訴えるものは大きい。
もっと写真メインの本でもよかったな。新書なんかではなくて。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国際政治経済
感想投稿日 : 2019年10月30日
読了日 : 2019年10月26日
本棚登録日 : 2019年10月5日

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