ベトナムに行く前に読み始めたのに、マレーシアから帰ってきてからようやく読み終わった。
ホーチミンの戦争博物館でこの人の写真を昨年みて、興味をもったのだった。文学者ではないので、文章は記録風で、心揺さぶられるようなものではないし、緻密でもないが。
かえってそれが、米国の不条理さをシンプルに伝える(北ベトナムの2度目の攻撃はなかったのに、とか、民衆でも探して殺す「サーチ&デストロイ」作成とか、、、もちろん、枯葉剤のことも)。
やや時系列の入り乱れた記述は気にもなるが。
ただ、写真の訴えるものは大きい。
もっと写真メインの本でもよかったな。新書なんかではなくて。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国際政治経済
- 感想投稿日 : 2019年10月30日
- 読了日 : 2019年10月26日
- 本棚登録日 : 2019年10月5日
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