平安時代、京都が首都になってから、現代に至るまでの歴史について書かれています。なぜ奈良から遷都されたのか、当初の京都から、その後どのように変わっていったのかを、現在の京都の街に残る史跡を紹介しながら説明されていて、平安京時代の京都については非常に分かりやすかったです。鎌倉・室町幕府を経て、その京の位置が微妙にずれていったこと、かつての中心が辺境になっていく様は、とても好奇心多く読ませていただきました。
京都を知るために、読んでおくべき本だと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2015年2月25日
- 読了日 : 2015年2月25日
- 本棚登録日 : 2014年10月3日
みんなの感想をみる