SDGsを筆頭にある現代の環境問題等について、その背景にあるものを掘り下げて論じられています。なぜ地球温暖化が問題視されているのか、ニュースに取り上げられているのか、過去にあった環境問題とそこから生まれたものを調べることで、今の世の中で起こっていることが見えてきます。ペットボトルの分別や、遺伝子操作で作られた大豆、福島の原発のことなど、ちょっと冷静になって調べれば、ほんとうに危ないことが分かり、そこを避けるだけのことだということ。ニュースに踊らされて冷静さを失い、短絡的に全部だめという思考に陥ることの意味の無さと危険に気付かされます。ただちょっと著者の主張にも素直に首を振ることも躊躇われる部分があって、結局は自分自身でよく考えるということかと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会・文化
- 感想投稿日 : 2021年11月7日
- 読了日 : 2021年11月7日
- 本棚登録日 : 2021年10月31日
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