火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-20)

  • 早川書房 (2011年8月25日発売)
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本棚登録 : 937
感想 : 86
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世評の高いミステリー。期待して読み始めた。

「火刑法廷」という題名からも推測できるが、オカルティズムに溢れて、魅力的な謎に密室。そして訳ありの登場人物の面々と、てんこ盛りではあるのだが、どうにも気に入らないのは、最後に登場する探偵役に今一つ魅力とキレがないことと、登場する必然性に作為がありかなり無理がある事。

ただこれも、最後の最後に訪れるビッグサプライズの布石だと思えば納得できるが、この最後のサプライズで本書はミステリーからホラー小説に変わる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エンタメ・ミステリー・冒険小説・SF・ホラー
感想投稿日 : 2023年4月29日
読了日 : 2023年4月29日
本棚登録日 : 2023年4月29日

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