「ある書物について(中略)あなたの興味をひかないならば、
その書物はあなたにはなんの関わりもないのだ。」
「読書の習慣を身につけることは、人生のほとんどすべての
不幸からあなたを守る、避難所ができることである。」
「ひとに何かを求めるときには、そのひとにできない
ものまで望むようなことがあってはならない。」
「読書はひとつの楽しみである。人生があたえてくれる
もっとも大きな楽しみのひとつなのである。」
「彼女は天賦の才能にめぐまれていた。しかし、
大した才能ではない。」
モームだなぁ。好きだ。
原題の"Books and you"が好き。邦題の「読書案内」も良い。
モームおすすめの本はいくつか読んでるものもあった。英文学を専攻していた身としては少しホッとした。
一つもなかったら「学生時代なにしてたんだろう…」と
思うところだった。。
しかし
「ひとに何かを求めるときには、そのひとにできない
ものまで望むようなことがあってはならない。」
なんてもう読書を超えて人生論だなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
モーム
- 感想投稿日 : 2015年2月25日
- 読了日 : 2015年2月25日
- 本棚登録日 : 2015年2月7日
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