東京大学文学部の教授である阿部公彦氏の著作である。専門用語は殆ど使われず、平易な語り口のため非常に読みやすい。梶井のような小説家から伊藤比呂美などの現代の詩人まで網羅しており、触れたことのない詩・詩的な小説に出会えるおすすめの一冊である。個人的に、梶井基次郎の『檸檬』を引いた「名づけ」についての解説は、『檸檬』の良さを端的に表しつつその詩的要素を明らかにしており、勉強になった。
(文科二類・2年)(5)
【学内URL】
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000016300
【学外からの利用方法】
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/literacy/user-guide/campus/offcampus
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
e-book
- 感想投稿日 : 2022年9月13日
- 読了日 : 2022年9月13日
- 本棚登録日 : 2022年9月13日
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