夏に読むのにピッタリな素敵なお話。5名の作家さんによるアンソロジー。一番好きだったのは小路幸也先生の『蛍の光り』。戦後の様を祖父が孫に語る、まさに夏にちょっと読むには良い作品。いくら核家族化が進んでも、年に一度位は戦争のことを後進に伝える日・戦争について考える日があってもいいと思う。「人間は愚かだから綺麗なものがわかるんだ」は、この一冊の中で最も響く言葉になった。5話全てに出る東京ホタルのイベントは終了してしまったみたいだけど、私も見たかったな。スカイツリーも出て、まさに今の話だなー。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月6日
- 読了日 : 2014年7月28日
- 本棚登録日 : 2020年5月6日
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