プレイバックへようこそ (角川文庫 ひ 5-5)

著者 :
  • KADOKAWA (1991年11月1日発売)
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本棚登録 : 40
感想 : 4
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時代についていけず、前半は読むのが苦しかったけど、後半のならいごと編、クラブ活動編が面白かったです。
氷室さんの青春小説案内を読むと、全部読みたくなりました。
青春にはクラブ活動と恋愛がつきもの、っていう考えは「正しい!」と思ったし。
同窓会で再会した男の子が「書」をやってた話はよかった!あれって「海が聞こえる」に出てくる拓のクラスメートのモデルだな。

「あのころ(今もかもしれないけど)、誰もがハンサムなキャプテンにばかり目がいって、仲介するわたしもまた、なにかこう青春してる気になったけれど、そのそばで、頭数そろえるためだけに、ダシで誘われた彼もまた、ひっそりと将来の夢や、挫折や、こういったこも抱えて、歩いていたんだなあとかね。」

うわー、青春小説また書きたくなってきたよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 氷室冴子
感想投稿日 : 2009年8月7日
読了日 : -
本棚登録日 : 2009年8月7日

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