フェル博士シリーズです。
チャターハム牢獄の長官をつとめるスタバース家の者は代々、首の骨を折って死ぬという伝説があって、先代の老人も「魔女の隠れ家」と呼ばれる絞首台の近くで首の骨を折って怪死します。
これを裏づけるかのように今しも相続をおえた嗣子マーティンも謎の死をとげます。
「魔女の隠れ家」と呼ばれる絞首台に無気味に漂う雰囲気が見事に書かれています。
そして、本書でのフェル博士の推理は感心させられる素晴らしいものです。
ラストは深く印象に残ります。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月21日
- 読了日 : 2022年8月2日
- 本棚登録日 : 2022年8月2日
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