米澤穂信さん著『儚い羊たちの祝宴』の感想になります。
本作は5編で構成された短編集ですが、共通するのが「使用人」が登場すること。
5編それぞれに登場する使用人は時に主に惚れ、時に主を恨み、時に主を悩ませるといった様々な物語が綴られています。本書の帯には大きく「大どんでん返し」とありますが、少しゾワッとする短編が多いのでご注意を。個人的に『山荘秘聞』の1編がミステリらしさとホラーが程良いバランスで好みでしたね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
レビュー済み
- 感想投稿日 : 2023年9月21日
- 読了日 : 2023年9月21日
- 本棚登録日 : 2023年8月30日
みんなの感想をみる