儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2011年6月26日発売)
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本棚登録 : 15785
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米澤穂信さん著『儚い羊たちの祝宴』の感想になります。

本作は5編で構成された短編集ですが、共通するのが「使用人」が登場すること。

5編それぞれに登場する使用人は時に主に惚れ、時に主を恨み、時に主を悩ませるといった様々な物語が綴られています。本書の帯には大きく「大どんでん返し」とありますが、少しゾワッとする短編が多いのでご注意を。個人的に『山荘秘聞』の1編がミステリらしさとホラーが程良いバランスで好みでしたね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: レビュー済み
感想投稿日 : 2023年9月21日
読了日 : 2023年9月21日
本棚登録日 : 2023年8月30日

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