「たとえ、どんなにそれが小さかろうと、ぼくらが、自分たちの役割を認識したとき、はじめてぼくらは、幸福になりうる」
自分の役割を認識すること
あれやこれや回り道をして
ようやくその小さな役割を見つける
ああ、これなんだ
そのときの満たされた感覚と、動き出す感覚
人に飼われていた羚羊が、ある日柵をしきりに押す
自分を完成してくれるはずのひろがりを求めて
自分たちの踊り
まっしぐらな遁走
本然、憧れ
人間のそれは、君のそれは何かと
この本は問いかける
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年4月6日
- 読了日 : 2021年3月26日
- 本棚登録日 : 2021年3月20日
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