「映画天国」にて。「人格の入れ替わり」はコメディの鉄板設定で、もちろん面白いところもあります(下ネタがどぎつい!)。ただ、こういう設定って男女とか年齢差とかギャップが大きいほど面白いのですが、親友のおっさん同士が入れ替わるという本作の設定は、いまひとつインパクトに欠けるような。

オリヴィア・ワイルドはセクシーで良かったですが、レスリー・マンは苦手だな

2018年4月14日

まぁストーリーはだいたい予想通り。サンドラ・ブロックに結婚を強要されるライアン・レイノルズが最初はひたすら気の毒(彼はこういう気弱な一般人を演じたときほうが味があってよいです)。かなりトウが立ってしまったサンドラ・ブロックに好感を持つ人はたぶんいないはず(母親役のメアリー・スティーンバージェンのほうが綺麗だと思うくらいだから)。そういう意味では、完璧なヒールぶりは見事。とはいいつつ、彼の家族の暖かさに触れて、秘密を明かさずにいられなかった彼女には好感を持ってしまうわけですが。

2017年10月21日

ナチスが押収した美術品を取り戻す話は「ミケランジェロ・プロジェクト」という映画もありましたが、本作のほうが面白かったですね。派手さはないですが、ロジカルに展開される物語の中で、情緒的でスリリングな回想シーンを差し込む構成が効果的。

重荷を背負った女性の複雑な心情を表現したヘレン・ミレンの演技が素晴らしい(ドイツ訛りの英語も上手い)。ライアン・レイノルズは、こういう平凡で地味な人物を演じさせた方が良いんだな。

2017年10月6日

たしかに「メン・イン・ブラック」+「ゴースト・バスターズ」。大した中身があるわけでもなく、主演のライアン・レイノルズにまったく魅力がなく、びっくりするほどつまらないです。

2017年10月6日

いろんな映画のパロディやメタなギャグは面白かったですが(「フェリスはある朝突然に」のパロディが意外)、その分クセが強く、やや敷居が高い印象も。それだけにアクションやストーリーに全然集中できないという難点も。誰にでも勧められる作品でないことは確か。

あと主人公以外に魅力的なキャラクターがいないのも残念。マーヴェル・ユニバースとのクロスオーバーはこれからなんでしょうが、誰か有名な人が出てこないと物足りないのだな。

2017年5月26日

アビゲイルちゃんとエリザベス・バンクスが出てるならという軽い気持ちで見たら、これが予想外にいい!

まず。幼い娘に母親との馴れ初めを話すという映画の語り口がユニーク。その候補の女性が3人いて、誰が母親なのかわからないという設定も秀逸で、話を聞きながら、早合点して勘違いを繰り返すアビゲイルちゃんが可愛い。

3人の女性がそれぞれ魅力的で、どう転んでもバッド・エンディングにはならないだろうなぁという安心感も買い。

で、母親が明らかになったところで物語は終わっていいところ、最後に父親の恋の物語がもう一度動き出す。もちろんアビゲイルちゃんの応援もあってハッピー・エンドとなるのです。

2016年7月22日

「午後のロードショー」にて。昔の映画のリメイクだそうですが、殺人事件のあった家に出てくる怨霊ってことで、Jホラー(「呪怨」とか)に近いテイストだったのは意外。どこが実話ベースなのかさっぱり意味不明だし、制作がマイケル・ベイというのも謎すぎる。

幽霊が怖いというより、ライアン・レイノルズが狂っていくところのほうが怖いかも。ストーリーにひねりがなさすぎるのが難点か(ただ逃げ出すだけじゃなぁ)。

それにしても、クロエちゃんが出ていたのは嬉しいびっくり。当時8歳。これが本作を見た最大の収穫でしたw

2015年2月5日

「サタ☆シネ」にて。

「結局なんだったの?」と目が点になったまま終了。

棺の中に閉じ込められた男を描くだけというワン・シチュエーション映画の極北。飽きずに見れたのでそれなりに演出も工夫があったのでしょうけど、オチが…。アイデア倒れとまではいいませんが、アイデアに酔いすぎた部分はあったのでは。

2013年11月6日

ネタバレ

思念を実体化して武器にするところはビジュアル的に面白いし、ヒーローになるための修行シーンは「スター・ウォーズ」を彷彿とさせて面白いです。でも数多あるアメコミヒーロー物に中で際立った何かを持っているかというと厳しいなぁ。主人公グリーン・ランタンのビジュアルがいまいちだというのもあるし、そもそもライアン・レイノルズが冴えないんですよねぇ。

ヒロインが「ゴシップガール」のブレイク・ライブリーだと気づくまで時間がかかりました(黒髪だからだな)。誰が見ても美人なんですけど、個性も愛嬌もないから全く魅力を感じないのだなぁ。

なお悪役がピーター・サースガードだということは最後まで気づきませんでした(目つきに見覚えがあったんですけど、あのハゲヅラではw)

2013年10月24日

期待して観たら、期待通り面白い映画でした。しかも観終わった後すぐまた最初から観たくなってしまうような面白さ。なかなかないですよ! 

可愛い熊のぬいぐるみを主人公にしながら、映画はブラックでエロでマニアックなギャグ連発のR指定。このギャップが凄いよなぁ。 おっさん化したテッドは口も素行も最悪。でも見た目と動きは超キュート。最初から最後まで身悶え必至です。

コメディを基本にしながら、恋愛あり、感動あり、サスペンスあり、アクションあり、バイオレンスありというフルコースの贅沢さ。でも物語の中心には常に幼馴染のジョンとテッドの関係があり、この2人の関係にガールフレンドが嫉妬するというシチュエーションがまた共感を誘うのです。いいなぁ。

ノラ・ジョーンズ、トム・スケリット(なぜ?)らの有名人がカメオ出演してますが、とりわけしょうもない使われ方をされたライアン・レイノルズが衝撃的w

「テッド2 」
http://booklog.jp/users/myjmnbr/archives/1/B00YTKINLK

2013年8月13日

アクションの部分は特に際立つところはないうえに、なぜお尋ね者のデンゼルが出頭したきたのかという「謎」で引っ張るスリラーなのにその真相の部分が弱いんですよねぇ。

だいたいライアン・レイノルズって、最初の奥さんがスカーレット・ヨハンソンで次がブレイク・ライヴリーというプロフィールからして印象よくないんですがw どうも魅力を感じない。デンゼルの個性際立たせるためにわざと凡庸な俳優を置いたのかな? 

なお「マイレージ、マイライフ」のヴェラ・ファーミガはCIAの上司役で出演。この人だけはやはりかっこいい。

2013年5月10日

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