「木立から、まばゆいばかりの陽ざしが落ちて、枯れ葉の地面を染める。その陽ざしに夏の強さはない。想子は、ポケットに両手を突っ込むと、透明な陽ざしの中を歩きだした。」
ちょっと、パンチが弱い。
期待度が高いっていうのもあったのだけれど、思ったよりもあっさりとしていた。
もっと、あっと驚くミステリーを期待していた節もあったから仕方が無い。
それでも、犯人は全然わからなかったし、
一体どうなるのかなーなんて思いながら読むことができたから良かった。
爽やかな読後でもあった。
【1/16読了・初読・個人蔵書】
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
図子慧
- 感想投稿日 : 2011年1月23日
- 読了日 : 2011年1月16日
- 本棚登録日 : 2011年1月18日
みんなの感想をみる