ゴッドウルフの行方 (ハヤカワ・ミステリ文庫 110-2 スペンサー・シリーズ)

  • 早川書房 (1986年9月1日発売)
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本棚登録 : 257
感想 : 21
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旅行に一冊だけ持っていった本
ロバート・B・パーカーの処女作にして、スペンサー・シリーズの第1冊目「ゴッドウルフの行方」
早川文庫だとなぜか2冊目だけども、収録1冊目の「失投」よりテンポがあって、私にはこっちのが面白かったな。

しかし、フィリップ・マーロウやサム・スペードなら絶対我慢するところで、がばっと抱いちゃうのよね、スペンサーは…しかも母娘で…
でも、彼なりの矜持やこだわりはしっかりあって、やっぱりハードボイルドなんやねぇ

ちなみにゴッドウルフってのは事件のきっかけとなる写本のことで、これがものの見事にマクガフィンで内容には一切触れられないどころか、ほとんど登場もしないという…

スペンサー・シリーズに興味ある人はこれから読むのがいいと思うです。
よし次は二作目の「誘拐」や(これまた早川の収録順だと7冊目なのよね)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年8月6日
読了日 : 2014年8月4日
本棚登録日 : 2014年8月6日

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