初ピーター・ラヴゼイ。シリーズの刑事もの、っていうのから想像していたのとはちょっと違う雰囲気だった。途中に、殺された女性の夫や、容疑者が一人称で語る部分があって、こういうの、ほかにあんまりないような気がするな、と。そして、その分、主人公の刑事がそれほど目立たない感じ。同僚とかレギュラーになりそうな登場人物にそう個性的な人がいるわけでもないし。いわゆる「キャラが立つ」っていうのではないけれど、これはシリーズ一作目なんで、これからどうなっていくのか。でも、落ち着いた雰囲気は好き。 謎解きもわたしにもよくわかってよかったし(笑)。 イギリスのバースが舞台で、ジェイン・オースティンの話が出てくるのも興味深かった。
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- 感想投稿日 : 2009年3月3日
- 読了日 : 2009年3月3日
- 本棚登録日 : 2009年3月3日
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