ロシアが産んだ新感覚な笑いのエンターテイナー作家、ニコライ・ワシーリエヴィッチ・ゴーゴリの代表作3本を落語調で翻訳。
やっぱり「鼻」は何度読んでも訳が分からない。でも、クセになるおもしろさ。巻末解説の「4次元的創造力」という言葉に納得。「鼻」のあまりのシュールさに慣れてしまうと、続く「外套」、「査察官」の世界観が当たり前すぎて、物足りなくなる。
よって、ゴーゴリ初体験の方は「鼻」を後回しにして読むべし。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
古典的名作
- 感想投稿日 : 2011年1月7日
- 読了日 : 2011年1月7日
- 本棚登録日 : 2011年1月7日
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