SFとして『伝説』を通り越して神格化されている向きも有る映画の小説版(ノベライゼーションに非ず)。スタンリー・キューブリック監督がSF作家のアーサー・C・クラークに「SF映画を撮りたい!」とストーリー案を相談し、シノプシス(アーサー)、脚本(キューブリック)が両氏による並行随筆作業で行われ、片方が小説、片方が映画として『完成』した経緯を持つ。 映画は監督のイマジネーションと当時の撮影技術の限界から、小説は後半から観念的な展開で、結局のところ映画も小説も両方でオチは読者の感性に「ぶん投げられた」まさに迷作。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF文庫
- 感想投稿日 : 2015年3月1日
- 読了日 : 2015年3月1日
- 本棚登録日 : 2013年9月1日
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