怒りの葡萄(上) (新潮文庫)

  • 新潮社 (2015年9月27日発売)
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感想 : 28
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「ハツカネズミと人間」がとても好きなタイプの小説だったと夫に言ったら、「なら怒りの葡萄も好きだと思う」と言われ読んでみた。
大恐慌の時代、仕事を求めてカリフォルニアに向かう人々は大勢いた。大家族で、不具合だらけの車での移動はどれほど大変だったことか。ジョード一家もそのうちの一つの家族。仮釈放中のトムを中心に、口は悪いけれどユーモラスで憎めない爺ちゃん、婆ちゃんやたくましいお母、生意気な子供たちや他の家族たちや他のメンバーたちがカリフォルニアに向かいます。その場面が目に見えるような描写はさすがと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 翻訳もの
感想投稿日 : 2022年11月7日
読了日 : 2022年11月7日
本棚登録日 : 2022年11月7日

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