「ハツカネズミと人間」がとても好きなタイプの小説だったと夫に言ったら、「なら怒りの葡萄も好きだと思う」と言われ読んでみた。
大恐慌の時代、仕事を求めてカリフォルニアに向かう人々は大勢いた。大家族で、不具合だらけの車での移動はどれほど大変だったことか。ジョード一家もそのうちの一つの家族。仮釈放中のトムを中心に、口は悪いけれどユーモラスで憎めない爺ちゃん、婆ちゃんやたくましいお母、生意気な子供たちや他の家族たちや他のメンバーたちがカリフォルニアに向かいます。その場面が目に見えるような描写はさすがと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
翻訳もの
- 感想投稿日 : 2022年11月7日
- 読了日 : 2022年11月7日
- 本棚登録日 : 2022年11月7日
みんなの感想をみる