赤と黒 (上) (光文社古典新訳文庫 Aス 1-1)

  • 光文社 (2007年9月6日発売)
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冒頭の舞台説明を耐えればあとは文章の勢いで最後まで連れていかれる。誤訳論争を抱えている翻訳ではあるが、このキレのある飲み口は正確性を犠牲にしてでも魅力的だ。フランス史やキリスト教に詳しくない場合は巻末の解説から読んだ方が物語の対立構造がよく理解できる。わたしも詳しくないため大いに助けられた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年7月30日
読了日 : 2022年7月28日
本棚登録日 : 2022年7月28日

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