自分にはこれしかない、という思い詰め方はしなやかさにかける。
ファッションなんてどうでもいい。勉強だよ。
自分は自分だ、というアイデンティティをどうやって保っていたかというと、学び続けている自分へのプライド。多くを学び続けることで他に寄りかからない個としての人格を保つ。それが本当の独立なのだという揺るぎない信念を持つ。
どうだ、物事はわかってみると造作もないことだ。
福沢は読書を中心においたからこそ見識があって世の中のために多くのことを成し遂げることができた。
読書を柱として人生を打ち立てるとこれほど豊かに生きられるというのを諭吉は見せてくれた。
社会人で勉強してもお客様にならない。貪欲になる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教養・学問・知
- 感想投稿日 : 2009年7月16日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2009年7月16日
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