反ユダヤ主義: ユダヤ論集1
(和書)2013年12月01日 18:23
ハンナ・アーレント みすず書房 2013年9月21日
アーレントさんの他の本も幾らか読んでいたので読みやすく感じました。
アーレントさんのいう政治(複数性)を考えさせられました。反ユダヤ主義というものがパーリアとして国民になりえない人間というものにおいて、ユダヤ人に限らずそういったものにさらされることがありえるのですが、自分自身もそういったものに思い当たるところがあり、そしてそういったものに対し積極的に何かをしなければならない。
そういった政治という複数性において連帯の重要性と哲学について吟味されていて示唆に富む有益な内容でした。
ユダヤ人がどうして標的になったのかその過程の理解に非常に有益です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年9月27日
- 読了日 : 2013年12月1日
- 本棚登録日 : 2020年9月27日
みんなの感想をみる