とにかく長い。単行本で総ページ数830pもある。大きさは弁当箱以上だ。もっと短くても良いんじゃないか。はじめの方のエリザベート・バートリの挿話もそうだが、猟奇趣味にあふれグロい話満載。イスラエルの死海で起こる殺人のメイントリックは見破れなかったが、大胆な物理トリックで、島田荘司らしい。御手洗は最後の方、少ししか登場しない。数えてみたら643pで初登場する。誰もが犯人だと思うような被疑者を無罪と言い切り、誰もが解けなかった難題をわずか1日で解決する、御手洗の超人的な天才ぶりは読むものを圧倒させるだろう。そして真相は全然予想しない方向から明かされていく。詳細→
http://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou5110.html
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2022年11月20日
- 読了日 : 2022年11月20日
- 本棚登録日 : 2022年11月20日
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