輝くもの天より墜ち (ハヤカワ文庫 SF テ 3-6)

  • 早川書房 (2007年7月25日発売)
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本棚登録 : 352
感想 : 29

古典的なクローズド・サークルものの体裁を利用したSF小説。SF的なところも多数あるが、ストーリーの流れはミステリの『お約束』に則って進む。
SFパートは兎も角、ミステリ的には強引さが目立ち、やや不満の残る仕上がり。しかしラストシーンは素晴らしい。ティプトリーはミステリを書こうとはしていなかっただろうし、そこを云々するのは野暮なのかも……うーん。でももうちょっと何とか……。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年8月6日
読了日 : 2013年8月6日
本棚登録日 : 2013年6月3日

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