すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた (ハヤカワ文庫 FT)

  • 早川書房 (2004年11月9日発売)
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本棚登録 : 213
感想 : 25

キンタナ・ローの浜辺を舞台にした3篇の短篇を収録。
著者はSFで有名だが、こちらは幻想小説というかファンタジーというか、普段の作風とは少し異なり、作中ではゆったりとした時間が流れ、静謐な雰囲気が漂っている。
名手と名高い浅倉久志の訳文も素晴らしく、まるで本当に海辺にいるような心地にさせられた。

この本だけが何故かハヤカワ文庫FTからの刊行。この1冊だけいつものSFレーベルでないのはちょっと不親切かも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年10月21日
読了日 : 2013年10月21日
本棚登録日 : 2013年10月19日

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