東京裁判史観とは違った趣があるのは確かなのだが、敗戦直後のインタビューなので当然当事者達は自己弁護的だし、語っている内容が史実かどうかは相当疑わしい。でも、それはそれとして、この調査そのものは史実であり、それをどう料理するかが歴史家の腕の見せどころなわけだが、概ね井上先生のこれまでの研究内容に嵌め込むような解釈で終わってしまった印象。
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- 感想投稿日 : 2019年8月6日
- 読了日 : 2019年8月6日
- 本棚登録日 : 2019年8月6日
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