漢字文化をもって思考の内容についてを論じる事については、少し危険なもののように思う。英語やロシア語を同じ論理で否定できないし、日本語のほうが思考に深みがうまれるというのも、ある種の個性に関わってくるような気がする。

2015年8月15日

読書状況 読み終わった [2015年8月15日]

嫌韓本の初めの様な物かと思って読んだが、興味深いは多かった。昨今は無分別な日本人が増えて反吐が出るがそれは韓国もある所は同じ。とにかく誤字が多いし、話が飛び飛びになるのは困るが、韓国社会についての批判は、ああ知り合いの韓国人が口を揃えるのと同じだという印象もあり傾聴に値する。

2015年6月10日

読書状況 読み終わった [2015年6月10日]

ここ最近細々と集中して本を読む時間があった。あまり感情移入しすぎる本はとは思ったが、昼下がりに読む。読みごたえというよりも読みがいのある一編だった。僕は好きな本だ。

2015年2月20日

読書状況 読み終わった [2015年2月20日]
カテゴリ 国文学

韓国で今日事実上の発禁になったばかりの本。賛否の程は問わず、議論さえ出来ないというのはあまりにも不自然な話だ。最も、それを言える立場のないのは分かっているにだけれども。

2015年2月19日

読書状況 読み終わった [2015年2月19日]
カテゴリ 歴史

1970年代に書かれた本として、当時の時代を反映している。読んでいてはてなマークがつけばつくほど正しい理解をしていると言える本。

2014年12月28日

読書状況 読み終わった [2014年12月28日]
カテゴリ その他

外国語ばかり使っていると人はバカになるからたまには母語で書かれた本も読みなさいという語学堂の先生のお言葉に従い、久しぶりにてにとった本はやはりチェジュの本。もう殆どこの島にとりつかれているみたいだ。金は無いが久々に서귀포に行く口実が出来た。

2014年12月26日

読書状況 読み終わった [2014年12月26日]

韓国の地で、日本人はどこから来たかを読む。少し古い本なので期待はしていなかったが、ラテン語を印欧語の祖語として紹介していたり、少し粗末なところもあった。結局のところ無難な本だった。

2014年10月20日

読書状況 読み終わった [2014年10月20日]
カテゴリ 考古学

チェジュに来て一ヶ月半、韓国語は一向に進歩しないのに、あれこれ行ってみてはこの島の風土や歴史を勉強している。特に4.3の話はここに来てから最も耳にするトピックで、どうもそれを切り離してら島の事を考えられないような気がしてきて、ここにきて日本語の文献を読みはじめた。それだけここにきた当初が無知だったという事か。ただ静かだったいつもの散歩路に、どこかはりつめる冷たい淀み。

2014年10月13日

読書状況 読み終わった [2014年10月13日]
カテゴリ 近代史

境界線上の文化におけるアイデンティティの構築は、文化と政治の両方の側面の影響の中に成立する。或いは文化のみをとって沖永良部島のアイデンティティを論ずることはできない。沖永良部島は、日本国内における琉球文化圏という一つの枠と、さらに細分化された行政、 歴史上 の差異によってその沖縄と異なるアイデンティティを構築している。スコットランドやカタルーニャ独立問題が再燃する中で、自分達のアイデンティティを考える沖縄人に問いかけうる部分もあろう。

2014年9月14日

読書状況 読み終わった [2014年9月14日]
カテゴリ 社会人類学

奄美における近代キリスト教を冷静に考察する上で非常に重要なものであるとともに、当時あるいは現代の情勢について 少数派 マイノリティの立場に対する不条理な差別に走る日本社会に対する痛烈な批判でもある。 特に国旗国歌斉唱問題について関心がある人は一読すべき本であろう。

2014年8月2日

読書状況 読み終わった [2014年8月2日]
カテゴリ 近代史

とてもいい人類学の教科書で、基本的な勉強の柱として使っている。来月からは韓国で一年間フィールドワークの実践。励みにしたい。

2014年7月19日

読書状況 読み終わった [2014年7月19日]
カテゴリ 社会人類学

文化や歴史を紹介する本は10年も立てばかなり内実が変化する。だが、基本的な事を知る分には役に立った。

2014年7月8日

読書状況 読み終わった [2014年7月8日]

奇才を極めた人の描く未来。最終戦争という考え方自体、核の登場とアメリカの一国覇権の今を見ると予言的という気がしなくもない。ただ、如何せん宗教的な赴きが入ってからややずれる。この1つのズレで全体が頓珍漢な預言書のようになってしまった。

2014年7月8日

読書状況 読み終わった [2014年7月8日]
カテゴリ 近代史

スペイン内戦に参加していたヘミングウェイの過去を知らなければ、少し淡白な話に感じたのかもしれない。知らなければいけないの 彼がこの小説に込めた戦争に対するアンチテーゼとしての愛。

2014年6月28日

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カテゴリ 小説 - 英文学

ユタが書いた本を読むのは二回目。今度は大島のユタなので、その辺り注意して読んだ。本人は神流れと呼んでいたが、思想的にヤマトの神道であったり仏教であたりと沖縄とは異質のものを感じた。

2014年6月23日

読書状況 読み終わった [2014年6月23日]
カテゴリ 沖縄

聖なるものを聖なるものとして描かず、俗なるものを異常な日常として描く。反骨精神は時にシニカルな物事を、シュールな笑いとともに表現させる。コロンビアの奇才が描く南米のリアリズム。

2014年6月7日

読書状況 読みたい
カテゴリ 小説 - 西文学

近年書かれた日韓文化論の中でも読みやすく、とりわけ優秀。日韓の政治問題や相互のすれ違いにしっかりと焦点を泡得ながらも、それぞれの歴史風俗の立場に立って議論を展開できる著者は凄い。韓国人類学を先行したいと考える人間にとっては最高の良書だった。

2014年5月26日

読書状況 読み終わった [2014年5月26日]
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古い本だから仕方がないのだけど、それほど耳に新しい話はなかったし、タブーというほど切り込んでもいなかった。

2014年5月13日

読書状況 読み終わった [2014年5月13日]
カテゴリ 国際情勢

上里先生のブログは中学の頃好んで読んでいたけれど、今でも時々単行本を読む。僕が今の専攻を選んだ遠巻きにはあのブログの存在があったと思っているので、ここまで分かりやすく琉球史を書いてくれた筆者には感謝。

2014年5月11日

読書状況 読み終わった [2014年5月11日]
カテゴリ 沖縄
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済州島には近い内に行く事になるので、事前の勉強と思って手に取った。こうした残酷な事件が韓国近代史の中で起こったという事も驚きだが、その真相究明に保守団体の露骨な抗議があった事も一つ分かってはいたがやるせない。韓国という国の暗い側面。

2014年5月9日

読書状況 読み終わった [2014年5月9日]
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それほど他人の言葉使いに突っ掛かる人間でもないので、気にしすぎじゃなかろうかと思いながら読んでいた。とはいえウチアタイする事も多く、僕のような人間こそ読まなければいけない本なのかも。

2014年5月2日

読書状況 読み終わった [2014年5月2日]
カテゴリ その他

この本のテーマ自体は、決して耳慣れない話ではなく、ああ、そういう事もあるのだろうなと思う。ただ、今一度距離をおいて世界を見る事も大事。

2014年5月1日

読書状況 読み終わった [2014年5月1日]
カテゴリ その他

まず、始めにカトリックの司祭というのは大変な役回りなのだな、と思う。ましてや、人の在り方がこんなにも多様化した現在では。カトリック批判の意図を感じる人もいるだろうが、むしろそういう苦しみに注目して読んで欲しい。

2014年4月26日

読書状況 読み終わった [2014年4月26日]
カテゴリ 小説 - 英文学

この先韓国に留学するかも知れないので、不安がてら読んだ本。日本の一地域に行く訳ではないので、異文化研究の本ななるが、こうやって日本と比べてみるとそう違わない気もしてきた。

2014年4月14日

読書状況 読み終わった [2014年4月14日]
カテゴリ その他
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