ミニ四駆はおもちゃじゃねぇ

四駆郎の名言から始まる第一話も刺さる人には刺さるかと思いますが第二話の導入“タクティカルミニ四駆”なるものが出てくると四駆郎の名言が嘘じゃなかったと痛感させられます。

地形やあらゆる気象状況を計算し最適セッティングがなされたタクティカルミニ四駆は地上スレスレを走行するためレーダーでは捉えられず速いため人目にも止まらず小さいためどこへでも進入できる。

ひとたび手を離れればコントロールできないはずのマシンが自ら起動を修正させながら高い走行性能であらゆる目的を遂行する。
究極の無人機タクティカルミニ四駆の説明の“それっぽさ”に武井先生の才能が炸裂しています。

作中に登場する我々サイドの冷静なオトナたちが武井先生によって創られた“それっぽさ”に触れて圧倒されていく世界観は、幼少の頃に『このおもちゃ意思持ってんの?』と思いながらも夢中になった当時の熱量で“それっぽい”ニオイのものを表面上再現しながらもパロディとして『そんなバカなw』と現実に引き戻してくれるくらい突き抜けていきます。

うっかり没入し切れずにすこしでも気を抜いて現実世界に意識が戻ってしまうと置いてけぼりを喰らいかねないほどに壮大な陰謀に振り落とされないよう意識を強く保ってみんなにもミニ四駆を作ってもらいたいと思う。


巻末に収録されている[拝啓 徳田ザウルス先生]という武井宏之先生が青森の田舎に住む中学生時代に[ダッシュ四駆郎]のデザインコンテストに参加し採用されていたという衝撃の事実を描いた作品が、30年の年月の後に今作につながっているというエモエモのエモ展開でたまらんので正直これだけでも読む価値がある一冊かと。

2021年7月19日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2021年7月19日]

ピーターは逃れられぬ死を受け入れることにより超越者になりえたはずなのにMJのメフィストとの契約により“原罪”を犯してしまう。

聖書における“失楽園”をヤスパース由来の実存主義になぞらえて描いた衝撃作という感じなのだろうか。

[スパイダーマン:ブランニュー・デイ]というシリーズへの転換に当たるブリッジエピソードらしいのでテコ入れするための壮大な詭弁要員的な作品なのかもしれないが、これまでのアメイジングスパイダーマンシリーズを『神が創った“楽園”だった』という解釈で描いた点では誠実さがある詭弁なのでは?という感想を私なりの詭弁としてここに残したいと思う。

2019年7月15日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2019年7月15日]
カテゴリ アメコミ

[ARMS]のように広がる異世界の組織

2014年3月2日

読書状況 読み終わった [2014年3月2日]

[DEATH NOTE]のように小出しに解明していく異世界のルール

2014年3月2日

読書状況 読み終わった [2014年3月2日]

[寄生獣]のように理不尽に巻き込まれる異世界の恐怖

2014年3月2日

読書状況 読み終わった [2014年3月2日]

[うさぎドロップ]のときも思ったけどマンガの中のこどもは掛け値なしにかわいい。

こりゃもうつむぎちゃんを眺めてるだけでも喜びがある。

つまり読まない理由はないしオレには否定ができない。

[アイ・アム・サム]だとか[ペーパームーン]とかダメだよ、もう。

卑怯だよ。


料理マンガとしての第一話が土鍋とはいえ米の炊き方ってのは[やって!Try]時代の斬新さ。

2014年3月2日

読書状況 読み終わった [2014年2月26日]

[ファイナルファイト]
アニメ[ビックリマン]
[さわやか3組]
[あなたの知らない世界]
[スターソルジャー]
[キング・オブ・ザ・モンスターズ]
[サムライスピリッツ]
[ぷよぷよ]
豪鬼を出し損ねたのも良い思い出


テレビ番組からゲームから出てくるものがドンピシャで同世代ならではのあるあるを感じられる喜びに溢れている。

ゲーム屋さんのチラシ、楽しみだった。
格ゲー→音ゲーからギャルゲー、パソゲーというのは自分の近辺だけでなく同じ時代を生きた世代の共通のルートだったんだ。

パソコンもなくネットでつながることなんかできなかった時代の、自分だけの狭い世界が遠く離れた土地(電車で1時間くらいとか)でつながっていた感激は今のソーシャルで簡単につながることができる喜びとも少し違う感じがする。

神ちゃん!自分自身の後悔を取り除く目的で描いた自己肯定のマンガかもしれないけど、それによって救われたような気持ちになる同世代は意外に多いのかもしれないよ!




プラモデルのパッケージを眺めることでささくれ立った心のモヤモヤから絶妙に目を逸らして生きてきた不器用な神ちゃん!

オトナって、思っていたほど悪くないよね!

これからもずっとその場その時目の前にある娯楽を受け入れて一生一緒に遊ぼうね!

2013年12月13日

読書状況 読み終わった [2013年12月13日]
カテゴリ 青春

阿部くんって、頭は良いしキャッチング技術とかは判らないのを無視したとしても捕手として頼りになるとは思うんだけど、消極的でリスクが少ないリードを選択しがちよね。

コントロール派の投手にはリスクになりかねないくらいに几帳面なリードが7回3巡目の8番打者に読み負けて掴まる場面は地味ながらドキドキしました。

その後のバッテリーのイチャイチャにはムラムラしました。(小学生並の感想)

2013年11月29日

読書状況 読み終わった [2013年11月29日]

[fine.]や[古代ローマ格闘暗獄譚SIN]などの信濃川日出雄先生の新連載がついに単行本化。

何故か近所の本屋にまったく置いていなくて4件ものハシゴの末にやっと購入できた、個人的にはとても素敵な思い入れエピソード付きのマンガ。


[ヴィルトゥス]〜[古代ローマ格闘暗獄譚SIN]では強さという才能を宿命付けられた男である成宮尊と生きるために強さという才能を追い求める神尾心のふたりが描かれていた。

[fine.]にしてもそうなのだけれども、人間離れした才能が輝く一瞬の表現が“鬼気迫る”というほどに狂気じみていて、描かれる人物たちはもはや文字通りの鬼だ。

信濃川日出雄先生の作品の醍醐味といえば天才たちの才能のほとばしり!というアプローチで今日は適当に書いてみよっと。

[茜色のカイト]とかいう傑作のことはこの際 忘れる。


さて。

テロ的に過去作のネタバレをしたところで今作のネタバレに入りたいわけだが、この作品における才能はタイトルにもある通りギターでありロックだ。

今後の展開でギターだけではなくピアニカとかの才能も対象になるのかもしれないが、現状ではもっぱらギターだ。

で。

肝心の内容はというと、ギターの才能に愛された男である杏にロックスターになるという夢のために才能を追い求める真琴が大事な部分をひとつにしたいと懇願したりする。

真琴は初めてで妊娠したりもする。

成宮尊はすっかりイケメンな杏となり、SINに至っては女子高生として描かれるという浅ましさだが、おかげで[古代ローマ暗獄譚SIN]の暑苦しさと疾走感は瑞々しさと清涼感というのどごしにモデルチェンジしている。

何杯でもゴクゴクいける。


この作品の中で『おもしろいなー』と思ったのは漫才で言うツッコミが存在しないという点。

ボケのコマも物語のジャマをすることなく大きめのコマの端っこに間借りするように小さいコマを配置してその中で遊んでいたりする。

[SLAM DUNK]のオマケページで遊んでいたような感覚で。

それくらい几帳面で整然としたコマ運びなんだけど、さすがは信濃川先生。

ページのルビなんて全然ありません。

紙面全体ビッチリと溢れ出さんばかりに絵を描いています。

暑苦しい。

この笑いと熱さと清涼感のバランス感覚は信濃川日出雄先生の器用さというかすごいなーと思いました。(小学生並の感想)


単行本の醍醐味であるオマケページでは北海道在住ならではの地理感で素敵なマップなどを載せていてアニメ名物聖地巡礼もしようと思えばできるという[ちづかマップ]並の親切設計。



まだ1巻ということでスタート地点が見えたあたりというのもあって[古代ローマ格闘暗獄譚SIN]で描かれたような尻は出てきていない。

せいぜいセクシーさの欠片も無いパンチラくらいだ。


このふたりがフンドシを締めてケツを露にした時、その時こそが物語が暑苦しさを帯びて疾走するときだと信じている。

いまから2巻の発売がたのしみだ。

次こそは本屋さんで予約をしようと思う。

2013年8月24日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2013年8月21日]
カテゴリ 青春

決着

2013年5月6日

読書状況 読み終わった [2013年5月6日]

日常から非日常へ突然連れて来られたアリスの戸惑いが無情な現実によって初めて不条理から生の執着へと変わる。

ウサギにより手をひかれ今際の国に一歩踏め込む。
プロローグの終わり。

2013年4月24日

読書状況 読み終わった [2013年4月24日]

チェシャ猫とウサギが出てきて物語が回り始めそうな予感。

2013年4月24日

読書状況 読み終わった [2013年4月23日]

読み進めれば読み進めるほどに、この娘さんは33歳までどのように生きてきたのかばかりが気になってしまう。

人の観察ばかりをして人をドライにカテゴライズするタイプの割には自分の主観でしか物事を判断できず何事に対しても圧倒的に人生経験が足りない。

友人関係や金銭感覚なども含めていままで何をしてどのように生きてきたのかがすべて謎に包まれている。

掘れば掘るほどに33歳という年齢に疑いが巻き起こるゆるふわな第2巻。

2013年4月16日

読書状況 読み終わった [2013年4月16日]

かわいいかどうかはわからないにしても普通にガリガリにヤセてるし眼もパッチリ大きいし外見上は何も問題のない女性が33歳まで男性にまったく免疫が無いような人生を歩んでこられたっていうファンタジーのような背景にこそドラマがあると思う。

人間分析をしてカテゴライズする性格だけど自己分析をしたことは無かったという点も含めて今後の単行本に人格形成を担う過去パートに期待。

2013年4月15日

読書状況 読み終わった [2013年4月15日]

イマジン

2013年4月11日

読書状況 読み終わった [2013年4月11日]

なんか[スタンド・バイ・ミー]みたいになる。

2013年4月11日

読書状況 読み終わった [2013年4月11日]

おっさんたちの人生が動き始める。

2013年4月11日

読書状況 読み終わった [2013年4月11日]

おっさん、加速度的に開き直る。

2013年4月11日

読書状況 読み終わった [2013年4月11日]

おっさん、悩む。

2013年4月11日

読書状況 読み終わった [2013年4月11日]

週刊連載を前提としたマンガなんだということにいまさらながら気付かされる。
単行本で一気読みすると味気ないと感じてしまうくらいに毎週の体温が均一なのか。

一週間しっかりと感覚を空けて読むとこのくらいのテンションで描かないと体温が冷え切った読者に試合の熱量が伝わらないってことね。
把握した。

2013年4月5日

読書状況 読み終わった [2013年4月5日]
カテゴリ 青春

感情的というか落ち着きの無いコマ割でページ数のルビがふられている割合が少ない印象。

球場の雰囲気や広さなどの認識、変化球の球筋なども含めて臨場感や再現性よりもマンガ的な勢いを重要視しているようだ。

“野球マンガ”というよりは“青春ドラマ”寄りの作品なのか。


とにかく、監督のおっぱいが大きい。

2013年4月5日

読書状況 読み終わった [2013年4月5日]
カテゴリ 青春

監督は
お尻も
セクシー

2013年4月5日

読書状況 読み終わった [2013年4月5日]
カテゴリ スポーツ

監督の
おっぱいが
とても
大きい

2013年4月5日

読書状況 読み終わった [2013年4月5日]
カテゴリ スポーツ

派手な話になってきた。

2013年2月3日

読書状況 読み終わった [2013年2月3日]
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