なだいなだの文庫本一覧

プロフィール

なだいなだ:1929-2013年。東京生まれ。精神科医、作家。フランス留学後、東京武蔵野病院などを経て、国立療養所久里浜病院のアルコール依存治療専門病棟に勤務。1965年、『パパのおくりもの』で作家デビュー。著書に『TN君の伝記』『くるいきちがい考』『心の底をのぞいたら』『こころの底に見えたもの』『ふり返る勇気』などがある。

「2023年 『娘の学校』 で使われていた紹介文から引用しています。」

なだいなだの文庫本一覧のアイテム一覧

なだいなだの文庫本一覧です。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。『心の底をのぞいたら (ちくま文庫 な 2-4)』や『くるいきちがい考 (ちくま文庫 な 2-2)』や『人間、この非人間的なもの (ちくま文庫 な 2-1)』などなだいなだの全47作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

心の底をのぞいたら (ちくま文庫 な 2-4)

248
3.60
なだいなだ 1992年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

逃げる衝動を価値の低いものだとするのは、人間界にしかない価値、社会的価値といえる。 かっこよすぎ。 もっと読む

くるいきちがい考 (ちくま文庫 な 2-2)

175
3.61
なだいなだ 1986年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

狂っているかいないか、キチガイなのか普通なのかを決めるのは、それぞれの価値観から逸脱した部分が大きければ狂っているキチガイと決めつけられてしまう。平均や標... もっと読む

人間、この非人間的なもの (ちくま文庫 な 2-1)

112
4.22
なだいなだ 1985年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「日本と日本人をめぐる問題を具体例をあげながら問い、「非人間的」といわれる行為の中にひそむ人間性を探る、ユニークな日本人論。」 もっと読む

こころ医者講座 (ちくま文庫 な 2-13)

62
4.17
なだいなだ 2009年10月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自分のここまでやつてきたこと、目指してやまないことがかうしてどこかでつながつた時、精神の魂の脈々と続く何か流れのやうなものを感じずにはゐられない。 医者... もっと読む

おっちょこちょ医 (集英社文庫)

53
4.15
なだいなだ 1979年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトルに引かれメルカリで初版の単行本を良好な状態で購入。なだいなださん、名前が気になってこの方の作品を読んでみたくて初めて読んだ。 前半はタイトル同様ユ... もっと読む

信じることと、疑うことと (ちくま文庫 な 2-10)

53
3.44
なだいなだ 1996年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「「大きなうそも、声高に叫べば信じられる、といったのはナチの宣伝相だったが、うそをつき続けた彼の、唯一の真理の言葉がこれであった」昨今の“声高な言葉”を安... もっと読む

娘の学校 (ちくま文庫 な-2-14)

45
3.00
なだいなだ 2023年9月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

単行本も中公文庫版も全集も長らく絶版で入手困難だったのが、ついに復刊!(ありがとうちくま文庫、さすがだちくま文庫)  底本は『なだいなだ全集 8巻』(筑摩... もっと読む

娘の学校 (中公文庫 A 14)

33
3.33
なだいなだ 1973年9月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なだ校長先生が4人の娘向けに語りかける授業の体裁で進む11回の授業。 やさしさをもらう代わりに手渡すものは、自由。なにげないお話の中に、とても重大なメッセ... もっと読む

片目の哲学 (ちくま文庫 な 2-8)

30
4.11
なだいなだ 1994年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なだ/いなだ 1929年東京生まれ。慶応義塾大学医学部卒業。精神科医、作家。フランス留学後、東京武蔵野病院などを経て、国立療養所久里浜病院のアルコール依存... もっと読む

こころのかたち (知的生きかた文庫 な 7-1)

18
3.50
なだいなだ 1991年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これはかなり前に買った本。 「おっさんのぼやき」的な文章が多いかなぁ。 もっと読む

夢をみた海賊: 間切りの孫二郎とそのクルーの物語 (ちくま文庫 な 2-3)

17
4.60
なだいなだ 1989年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

図書館から借りて読む。作者は理想郷を求める「海賊」孫二郎を主人公に据え、起きうるあらゆる逆風を彼に浴びせかけている。底からの深いうねり、耐えても報われると... もっと読む

おとなのおやつ (ちくま文庫 な 2-5)

17
3.00
なだいなだ 1993年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

彼が生きているうちに講演を聞いてみたかったといつも思う。彼の語り口は、いつも誰かとの対話に開かれている。実際の臨床場面がどうであったかはわからないが、静か... もっと読む

アルコーリズム: 社会的人間の病気 (朝日文庫 な 17-1)

17
4.14
なだいなだ 1999年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

アルコール中毒の第三版。 基本です。 もっと読む

最後の酔っぱらい読本 (講談社文芸文庫)

17
4.00
吉行淳之介 2014年10月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

悪酒時代以外の作品は全部楽しく読んだ もっと読む

カルテの余白 (集英社文庫 60-E)

16
4.25

感想・レビュー

この人、考え方も筆も柔軟。 のちにオリバー・サックスの著書を読んだ時、似たものを感じました。 もっと読む

鞄の中から出てきた話 (集英社文庫 60-F)

14
4.00
なだいなだ 1985年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古本市でたまたま見つけたので。彼の本が段々と手に入りにくくなってきているような気がする。特にこうした文筆集はなおさら。 池田某がいつも言っていることだが... もっと読む
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