宮下遼のおすすめランキング

プロフィール

1981年、東京生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在は大阪大学言語文化研究科准教授。専門はトルコ文学(史)。著書に『無名亭の夜』(講談社)、『多元性の都市イスタンブル:近世オスマン帝都の都市空間と詩人、庶民、異邦人』(大阪大学出版会)、訳書にオルハン・パムク『私の名は赤』、『僕の違和感』、『雪』、『無垢の博物館』(いずれも早川書房)、ラティフェ・テキン『乳しぼり娘とゴミの丘のおとぎ噺』(河出書房新社)などがある。

「2021年 『トルコ語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮下遼のおすすめランキングのアイテム一覧

宮下遼のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)』や『本にまつわる世界のことば』や『わたしの名は赤〔新訳版〕 (下) (ハヤカワepi文庫)』など宮下遼の全49作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)

687
3.71
オルハン・パムク 2012年1月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

先に積んであった旧訳を読み始めたが、これが聞きしに勝る迷訳で100Pほどでこれ以上読み続けるのは困難と見切る。しかし抗い難い魅惑を嗅ぎ取ってしまったのは確... もっと読む

本にまつわる世界のことば

609
3.20
温又柔 2019年5月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

創元社の「世界を旅するイラストブック」のシリーズ第8作目。 今回イラストはすべて長崎訓子さん。 これまで目にした装画や挿絵とは雰囲気が違い、「時空の旅... もっと読む

わたしの名は赤〔新訳版〕 (下) (ハヤカワepi文庫)

481
3.63
オルハン・パムク 2012年1月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

イスラムと西欧の対立を、イスラム伝統の細密絵画の世界を舞台に、美的観念や様式、技巧の対立という側面から描いた本作。 繁栄に陰りがみえる1591年の... もっと読む

雪〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)

271
3.85
オルハン・パムク 2012年12月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

色彩の作家だろう。オルハン・パムク(トルコ*1952~)の代表作『わたしの名は赤』といい、本作といい、絵画を彷彿とさせる書き手だ。とりわけこの作品の表題に... もっと読む

白い城

266
3.82
オルハン・パムク 2009年12月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

わたしは一冊の書物を手に取り、ある男の物語を読み終えたはずなのだが、急にこれまでの記憶が曖昧になってしまい、読んだと断言できる自信がない。こうして文章を書... もっと読む

無垢の博物館 上

235
3.79
オルハン・パムク 2010年12月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

主人公のケマルは三十歳。父親から譲り受けた輸入会社の社長である。引退した大使の娘で美人で気立てのいい婚約者スィベルとの結婚も間近だ。そんなある日、買い物に... もっと読む

世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今 (立東舎)

212
3.70
都甲幸治 2016年9月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

海外作品を読んでいるとよく目にするのが ブッカー賞。最近では小川洋子さんが 国際賞にノミネートされたので聞いたことが ある人も多いかも。 でも... もっと読む

文芸翻訳入門 言葉を紡ぎ直す人たち、世界を紡ぎ直す言葉たち(Next Creator Book)

201
3.91
藤井光 2017年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

怠惰ゆえになかなか読む機会がなくて、気づいたら出版から5年も経っていたのだが、今読まねばほぼ一生読まないのではないかと思って手に取った。 英米文学者... もっと読む

雪〔新訳版〕 (下) (ハヤカワepi文庫)

193
3.74
オルハン・パムク 2012年12月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

トルコ文学。未知の世界。 トルコと聞いて連想することと言えば、 ヨーロッパとアジアの中継地。イスタンブール。ケバブ。 せいぜいこの程度の知識しか無か... もっと読む

無垢の博物館 上 (ハヤカワepi文庫 ハ 2-5 epi103)

184
3.86

感想・レビュー

ノーベル賞の対象がかくのごとき 主観の結晶もあるという事を発見した大作。 病、餓えと貧しさ 不安定な立ち位置・・何れもない若さという宝も手にした30歳の... もっと読む

赤い髪の女

178
3.59
オルハン・パムク 2019年10月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

トルコ・イスタンブルに暮らす少年ジェムの父は、ある日、失踪する。 ハンサムな父は小さな薬局を経営していた。父はかつて、政治活動をしていて拘束されたことも... もっと読む

物語 イスタンブールの歴史-「世界帝都」の1600年 (中公新書 2663)

177
3.77
宮下遼 2021年9月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ビュザンティオン、ノウア・ローマ、コンスタンティノポリス、メガロポリス、あるいは君府、そしてイスタンブール。 330年から1922年に至るまでの実に16... もっと読む

無垢の博物館 下

149
4.13
オルハン・パムク 2010年12月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

もし、今恋愛から遠くにいる人や、恋人とうまくいっている人には理解しがたい世界で、失恋した人や強烈な片思いの人ならシンパシーを感じる物語なのかもしれない。 ... もっと読む

ペストの夜 上

137
3.73
オルハン・パムク 2022年11月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

トルコ文学:オルハン・パムク『ペストの夜』で訴えられる―ファシズムのナショナリズムそして凡庸な卑劣さ | 日本語で読む中東メディア 新着ニュース (202... もっと読む

無垢の博物館 下 (ハヤカワepi文庫 ハ 2-6 epi104)

113
3.60

感想・レビュー

心と時間にゆとりがないと読み続けられないのは 確か。 ノーベル賞プライズ☆彡と噛みしめ読むに値するか否かは、読み手の想いに添うと。 他者が「この素晴ら... もっと読む

ペストの夜 下

86
3.18
オルハン・パムク 2022年11月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ノーベル賞作家オルハン・パムクが語る「トルコで反体制派の作家として生きるということ」 | 新作『ペストの夜』で再びトラブルに | クーリエ・ジャポン ht... もっと読む

ノーベル文学賞のすべて (立東舎)

61
2.80
都甲幸治 2021年9月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/925960 もっと読む
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