飯塚容のおすすめランキング

プロフィール

【翻訳】飯塚 容(いいづか・ゆとり)
一九五四年生まれ。中央大学文学部教授。専門は中国近現代文学および演劇。訳書に、高行健『霊山』『ある男の聖書』『母』、余華『活きる』『血を売る男』『ほんとうの中国の話をしよう』『死者たちの七日間』『世事は煙の如し』『雨に呼ぶ声』『文城 夢幻の町』、鉄凝『大浴女』、蘇童『河・岸』、閻連科『父を想う』『心経』、畢飛宇『ブラインド・マッサージ』、方方『武漢日記』(共訳)など多数。王安憶作品として『富萍 上海に生きる』(共訳、勉誠出版)がある。二〇一一年に中華図書特殊貢献賞を受賞。

「2023年 『長恨歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

飯塚容のおすすめランキングのアイテム一覧

飯塚容のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『武漢日記:封鎖下60日の魂の記録』や『活きる (中公文庫 ヨ 1-1)』や『霊山』など飯塚容の全42作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

武漢日記:封鎖下60日の魂の記録

404
3.47
方方 2020年9月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ちょうど3年ほど前…この時コロナがこんなにも猛威を世界中で振るうとは思ってもみないでいた…ロックダウンが実施された武漢では住民、ボランティア、医療職、その... もっと読む

活きる (中公文庫 ヨ 1-1)

135
4.40
余華 2019年1月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

人間万事塞翁が馬。 いつ何時悲喜劇が起こるかは誰にもわからない。 「人間は平凡な方がいい。どうにかこうにか頑張って、命をつないでいくのだ。」 ... もっと読む

霊山

126
3.86
高行健 2003年10月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 1990年発表。中国の作家、高行健著。癌を宣告された男が、霊山を求めて中国の山奥を彷徨う。「おまえ」「私」の二つの人称が章ごとに入れ替わり、更に「彼女」... もっと読む

ほんとうの中国の話をしよう

95
3.79
余華 2012年10月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 文化大革命から現代社会にかけて、社会の集団幻想から距離を置いた視点で中国社会の矛盾を淡々と語っている。著者は、父親も文化大革命で打倒され、またその時代の... もっと読む

中国のはなし: ――田舎町で聞いたこと

91
3.63
閻連科 2023年12月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ごく初期に、もうやめようと思った。説明、会話の繰り返しがくどい。核心になかなか向かっていかない。もどかしくて、しんどくなったから。 が、その後どうなるのか... もっと読む

血を売る男

86
3.79
余華 2013年12月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

凄い もっと読む

心経

83
4.10
閻連科 2021年7月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いや綱引って!! それぞれの宗教についてや、中国内での各宗教の立ち位置などに詳しければもっと読み込めたのだろうけど、充分面白かった。 思わず笑ってしまう面... もっと読む

ブラインド・マッサージ (エクス・リブリス)

77
3.57
畢飛宇 2016年8月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

メディアは障碍者をとかく憐れみ讃美し、また何か偉業を成すよう強いがちだ。私たちはそれに釣られて彼ら彼女らを特別視し、異端視する。本作にはそのような安易な同... もっと読む

死者たちの七日間

76
4.12
余華 2014年6月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

先日読んだ著者の本を読んでみました。 墓場を 用意していないと 成仏できない という 考えが 広くあるのかな? 中国で 抱えている問題を うまく スト... もっと読む

活きる

66
4.32
余華 2002年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者、余華さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 余華(ユイ・ホア、Yu Hua、漢字日... もっと読む

長恨歌

66
3.00
王安憶 2023年8月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/927884 もっと読む

中国では書けない中国の話

62
3.70
余華 2017年8月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者が話しているように、アメリカ、韓国についてのコラムはあるが、日本についてのものがないのは、残念です。 もっと読む

文城-夢幻の町 (単行本)

54
4.33
余華 2022年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

間違いない もっと読む

ほんとうの中国の話をしよう (河出文庫 ヨ 1-1)

53
3.75
余華 2017年9月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 1960年生まれの著者、日本とは異なる体制の国に生まれるってこういうことなんだろう。 著者の魯迅評にはハッとした。 もっと読む

雨に呼ぶ声

53
2.89
余華 2020年10月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

少し前の中国の農村の人々の生き様が少年の目を通して書かれている。国民性なのか共産党政権のせいか、あまりにも精一杯で体当たりで驚くばかりだった。素晴らしい本... もっと読む

武漢日記 封鎖下60日の魂の記録

49
3.79
方方 電子書籍 2020年9月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新型コロナウィルス感染が最初に拡大した武漢では、2020年の1月から約2か月にわたって都市全体をロックダウンする処置が執られました。当時、まだまだ対岸の火... もっと読む

父を想う: ある中国作家の自省と回想

47
4.20
閻連科 2016年5月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

国際的に著名な中国人作家による自伝エッセイ。文革時の農村の日々といってもただ懐かしむような筆致ではなく、どこか自己を突き放すような冷徹さがある。著者の父の... もっと読む

河・岸 (エクス・リブリス)

47
3.25
蘇童 2012年2月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最初は思春期の少年の初恋物語を、文化大革命という政治の時代を背景に描いた作品かと思って読み始めましたが、確かにそういう一面はあるものの、全体としてはかなり... もっと読む

作家たちの愚かしくも愛すべき中国 - なぜ、彼らは世界に発信するのか? (単行本)

43
4.25
飯塚容 2018年6月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

やっぱ余華て小説よりエッセイやノンフィクションのほうが面白いのでわw そして相変わらず大江健三郎は書いてることも言ってることもなぜ尊敬されてるかも全然わか... もっと読む

世事は煙の如し 中短篇傑作選

38
3.33
余華 2017年6月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表題作、薄暗く不気味な物事が、明瞭な語り口で展開される。なぜかやみつき。 登場人物の記号化で思い出すのは『星座から見た地球』(福永信)、『失脚』(デュレ... もっと読む
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