- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001112269
感想・レビュー・書評
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寅年で虎の絵本読み聞かせ。
1,2年生 10分程度
インドの森に住む歳をとったトラはいつもお腹をすかせていました。
そして宮殿の王様の家族が、豪華な広間で賑やかにご飯を食べている様子を見て「おれも仲間にはいりたいなあ」と思っていました。
ある日宮殿の庭に干してあったトラの絨毯を見ておもいつきます。
トラの絨毯といれかわればいいんだ!
こうして宮殿に入り込んだトラは、昼間は絨毯として、夜は残ったごちそうを食べて贅沢な暮らしを実現させます!
しかし美味しいごちそうと寝床によりトラはどんどん健康的に、太ってきたのです。これでは本物のトラだとバレてしまう、どうすればいいんだろう…。
※※※以下ネタバレしています※※※
そんなある夜、宮殿に泥棒が入ってきます。
宮殿の宝を盗み、王様に刃物を向けた泥棒の姿に、トラは黙っていられません!
宮殿中に轟く叫びを挙げて泥棒に踊りかかりました!
命と宝を守られた王様は言います。
「このトラのじゅうたんがわしらをたすけてくれた。ずっと大切にしよう」
こうして世界にたった一つの生きたトラの絨毯として、王様家族と仲良く、大切に過ごす事ができたのでした。
読み聞かせあとに子供たちからの感想が出ました。
「最初は自分のために宮殿に入ったけれど、王様が大変だから助けようとして、そうしたら王様たちと仲良くなって良かったです」と言った子がいて、他人を助けるために自分がバレて追い出されることを気にしなかったことが良い結果になったことを感じた子がいて、良い感想だなと思いました。
ユーモラスな絵と面白いお話ですが、作者紹介で「香港生まれで、第二次世界大戦中には強制収容所に入れられていた」の文章があり、それでこんな楽しいお話を、と思いました。-
2022/01/21
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2022/01/21
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なほなほさんコメントありがとうございます。
今年は寅年なので、虎の本を読み聞かせに使用しました(^o^)なほなほさんコメントありがとうございます。
今年は寅年なので、虎の本を読み聞かせに使用しました(^o^)2022/01/21
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岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00463617
いいなあ.オレも,なかまにはいりたいなあ.やせこけたトラは,宮殿のひろまで楽しそうにごはんを食べている王さま一家が,うらやましくてたまりません.ある日,宮殿の庭にじゅうたんが干されているのを目にしたトラは,とんでもないことを思いつきます! ケイト・グリーナウェイ賞作家による,とびきりゆかいな絵本.(出版社HPより) -
2021.3.12 2-1(紹介)
2023.2.20 4-3 -
本物のトラが絨毯になりたいって…!?「強い」
「怖い」イメージのトラが可愛らしく見えてくる。 -
絵もストーリーもかわいらしい絵本でした!トラの絵は、形姿は写実的ながら表情豊かで、ストーリーも絵本ならではです。1歳9ヶ月の息子は話を理解できているわけではないと思いますが、トラが吠えている絵や走り出す絵は繰り返しがおーっと言いながら見ていました。図書館で借りましたが、また読みたいと思います。
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ナンセンス絵本!
子どもが食いつきそうだ(笑)
トラの行く末にドキマギしてしまった。 -
腹ペコで、ペシャンコのトラが、こっそり宮殿のトラの絨毯になりすまし、生活していき、
最後は、泥棒から王様を守るために飛び出し、結果、本来の姿で、宮殿でみんなから愛され幸せに暮らしていく。
約7分 -
なかなかに面白かった。
愛嬌のある線描がユーモラスで、枠を使った描写も巧み。
単純な物語なのに、なんかはまる。