- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003107010
感想・レビュー・書評
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【展示用コメント】
この本を推してな、この本を推してな、読んでもらおと思うたのじゃ
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よくできました。
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チビ1号、市立図書館にて
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155
2016年では32冊 -
時代劇風のダークなおとぎ話。人間のほの暗い感情が描かれているのももちろん、時代設定の描写も細かい。やはり太宰治よりも暗め。しかし、『偸盗』では意外にも人々が入り乱れるバトルシーンがあったり。
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『偸盗』がいちばん心に残った。言葉にするのが難しいが、人間の生々しい心の動き。登場人物も、太郎次郎沙金お爺、、、などそれぞれがそれぞれドラマを抱えていて立体的な話だった。また、都のすさみの描写がよくできていて、気味悪さが際立っていた。
文学的な評価は低いようなのだが、僕にとっては印象深い話だった。 -
芥川の王朝物。
岩波文庫では『地獄変・邪宗門・好色・薮の中 他七篇』とこの本とで
2冊にまとまっている。
(『俊寛』は収録されていない。)
『偸盗』は、盗賊たちの話。ある盗賊の女をめぐる、女の実の母と義父と、
ある兄弟の話。生と死が生々しい感じの話だった。
兄弟の結末に少し驚いた、というか新鮮な気持ちがした。
『羅生門』、『鼻』、『芋粥』は
http://booklog.jp/users/savoytruffle/archives/1/4101025010