- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003107010
感想・レビュー・書評
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しびれた。特に偸盗が圧巻。昔も今も人間の業は変わらないものだと思った。
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★2012年SIST読書マラソン推薦図書★
所在:展示架
資料ID:10230334
本を読んで読書マラソンに参加しよう!
開催期間10/27~12/7 (記録カードの提出締切12/13) -
今昔物語をベースに書いてあるものだけど、
もともとの今昔物語の話を知らないからどの程度芥川が書き足しているのかとかがよくわからなかった。
教養が足りてないのかなぁ。 -
シュールレアリスム、大正期、新思潮。
シュールとは、辞書的な意味では「超現実」ということ。簡単な例で言っちゃえば「お茶漬けを食べるメイドさん(ハヤテのごとく参照」みたいな。この短編集ではその感覚と同じ筋の感覚を味わえた。全部面白いです。 -
【読了】「偸盗」に出てくる人物、みんなキャラが立ってて面白過ぎる。猪熊のおばばが好き。沙金の悪女っぷりも突き抜けててイイ。映画にして欲しいくらいだ。"にいさん"の台詞にはホロリときた。
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偸盗がすごかった。ドラマチック。生きる、死ぬって物凄い。
芋粥の気持ちはすごくわかる。 -
全体的に平安時代舞台にしているので小難しい言葉・表現が多かった。
「羅生門」
悪(窃盗/殺人)を正当化するわけではないが、誰にでも悪はあって、生き抜く上で多少の悪は必要なんだというように読み取れた。
「鼻」
人からバカにされるほどのコンプレックスも、いざ改善されてしまうと寂しい気持ちになる。
「芋粥」
本当に欲しい物があっても、いざそれを目の前にすると気が引ける。その気持ちはよくわかる。
「偸盗」
全体的には羅生門と同じ。違う点は、血を分けた兄弟は何者にも代え難い存在であること。
⇒この作品は、芥川竜之介が気に入らず、全面改修を計画したらしい。なんとなく、わかる気がする。 -
義務教育課程の国語の教科書にも載るような作品だけあって、ソツがない。
他の芥川作品を読む手始めにちょうどよいと思う。
「羅生門」は、黒澤明の映画『羅生門』の原作ではないと知ったのはこれがきっかけだった。「藪の中」が、映画の原作。こちらもすばらしい作品。 -
「羅生門」
ドキドキハラハラ
とーっても面白いよvv
【熊本学園大学:P.N.みーちゃす】