車輪の下 (岩波文庫 赤 435-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003243527

感想・レビュー・書評

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  • 思った以上におもしろかった。特にわかる地名が多いのでテンションあがるのと、主人公が考えてることとは重なる部分が多かったというので。あと修道院なんて普通に生活してたらどんなもんだか知らずに終わっちゃうからね。描写がきれいなのでなんとなくイメージがわくと思います。

  • 外国、しかも古いということで読みづらかった。
    でも長い時間かけて読んだ甲斐はあった。

    少年の心情は誰もが経験するものであるのだろう。色んな葛藤を経て大人になるんだろうなぁ。
    なんて普通すぎるかな。感想が。

  • 才能の芽を周囲に過剰に期待されて、そしてハンスみたいに潰れていく子がどれだけいるんだろう。
    半世紀前に出版された本だけどかなり近代的な話だと思います。現代だからこそ多く共感される話だと思う。
    重厚な文体だけど読みやすかったです。

  • うわぁ。。。
    学力の高さに誇りと優越感を覚えてしまうあたり、
    ハンスには感情移入しやすくて困った。
    帰ってすぐのとき、自殺しようと思っているときにもし彼が死ねたなら、
    美しいだけの人生で終われたろうに。
    もしも、という分岐点ばかりが多すぎて、
    それは彼自身にも父親にも周りの大人にも学友にも。
    4月病のときに読むべきではなかったわね。

  • 岩波文庫版の訳が好きだ。ハイルナアの感性や生き方、物事に対する見方は、非常に共感するし、好きだ。

  • 暗い・・けどそこがいい!神学の面白さも書かれてる気がする。
    主人公の友達、吟遊詩人みたいなハイルナーがいい味出してた

  • ヘッセ。これかなり好きかも。
    敬遠してたけど結構読みやすいです。

    周囲の期待に押しつぶされるということ。

  • 人って簡単に死ぬんですね。
    虚しいお話です。

  • 天才少年の少年期の悩みに触れられる。

    共感すること多し。

  • 080509(s 080813)

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著者プロフィール

ドイツ生まれのスイスの作家。主に詩と小説によって知られる20世紀前半のドイツ文学を代表する文学者。南ドイツの風物のなかで、穏やかな人間の生き方を描いた作品が多い。また、風景や蝶々などの水彩画もよくしたため、自身の絵を添えた詩文集も刊行している。1946年に『ガラス玉演戯』などの作品が評価され、ノーベル文学賞を受賞した。

「2022年 『無伴奏男声合唱組曲 蒼穹の星』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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